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サンコーワークス リーフエンド ベアリング装着!

サンコーワークスさんの新製品

リーフエンドベアリング取り付けしました!




純正のリーフスプリング


純正リーフの先端部分のブッシュは乗り心地等を考えて
ゴム製のブッシュが付いていますね



リーフスプリングはここを支点に上下作動していますが
フリクションロス(ひっかかり)が常に発生していると考えられます

さらに、ゴムなのでグニャグニャするのは当然ですね、、


詳しく説明すると、、

ストロークする際、沈み込み時には反発による固さを、
伸びる際には、沈み込み時に発生したフリクションに
よりテンションが常にかかっており、
必要以上の反動によって
車体を突きあげ、常に揺れているように感じます。


また、リーフスプリングのゴムブッシュは横方向に対する剛性が少なく
コーナーリング時に横揺れ(ホーシングのズレ)が発生し
車体がふらついたような感覚にもなり
旋回時に後ろが遅れてくるような感覚にもなり
曲がりにくいと感じると思います。



これらを全て解消する為開発されたのが

リーフエンドベアリングです。




オールステンレス製

シール付きボールベアリングにより、
リーフの軸をストレスなく作動させます。

高耐久 メンテナンスフリーで作動音もありません。




ベアリングの作動イメージ








リーフから外した純正ブッシュ



純正品は筒に入ったゴム製です



純正品と比べると、、長さが長く作られていますね
ここもポイントです



分解すると、、

凄い精度の削りだしパーツとベアリングからなっています



高精度のボールベアリング×2









車両に付いている状態の純正ブッシュの写真です

先程の説明文の、横方向のブレは
このすき間分だけ前後左右4か所でゴムのズレが起こります



純正品は乗り心地など考えてゴムで作られていますので
グニャグニャしてこのすき間部分がリーフの動きを悪くして
先程の説明のような症状の原因になっています。




これらを改善するのが



リーフエンドベアリングです!






それでは交換していきます、、

交換にはプーラーか油圧プレスが無いと交換出来ません
(専用のSSTが必要です)


今回は油圧プレスで行いますが
プーラーですと車両からリーフを外さずに交換もできます。



純正を抜いてから、洗浄後グリスを塗り、圧入します



スナップリングで留めます



中にスリーブとベアリングを収めて
組み付けし、リーフを元に戻して出来上がり!






車両に取り付けすると、、

すき間はご覧のとおりピッタリです







ガタは皆無で超ピッタリサイズです!

なのに、、

手でリーフを動かしても
ひっかかり感は全く無くベアリング効果で
非常にスムーズにリーフが上下するようになりました。







早速試乗、、

ファーストインプレッションです、、








リアの剛性感は格段にUPしています!

予想に反してゴムが無いダイレクトなのに
ゴツゴツ感は感じません!



特に旋回時の横方向の流れる感じはほぼ無くなり

非常に曲がりやすく、車線変更等、キビキビ車が向きを変えれます!

以前のスラストブッシュ以上の効果を感じますね!


さらに、ベアリング効果でリーフの動きがスムーズになり

リーフの動きらしからぬ、追従性が良くなり
ソフトに感じるのに、カッチリしてる、、良く動く、、

不思議な感覚です!

敏感な方は
ショックアブソーバーのセッティングをすぐに変更したくなりますね、


これは、走りを追求される方にも
乗り心地を追求される方にも

どちらにもお勧め出来ると思う良いパーツだと思います。



リーフを交換したり、レート変更する以前の
根本の問題を改善する、着目点の違うパーツだと感じました



以上、あくまでも私の主観ですので参考までに、、



今のところデメリットは何も感じませんが
他のパーツ、ショック等の相性含め
もう少し色々なシチュエーションで走行してみて
深く検証して行きたいと思います。




通常はフロントブッシュだけでも効果はありと思われますが
リアブッシュも両方交換すると効果は増大すると思われます。

(今回のテストは前後装着しています)





リーフエンドブッシュ
2個SET ¥29400

(取り付け工賃 ¥21000)









詳しくは 稲川迄




㈱シーアールエス
06-6852-9000


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