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ハイエース セーフティセンスP 200系4型後期 5型の性能とは? 第4章

IV型後期で投入されたセーフティセンスP

 

 

今回は200系購入検討中の方が気になるであろう

セーフティセンスPを一年間使っての感想です。

 

トヨタの装備解説では

プリクラッシュセーフティ、

レーンディパーチャーアラート、

オートマチックハイビームの3つで構成と書かれています。

(レスオプション可能な装備で、バン・ワゴンともに7〜10万安くなります)

 

まずはフロントガラス上部に単眼カメラ、

グリルにミリ派レーダーを備えたプリクラッシュセーフティ。

高速からワインディング、突然の渋滞まで

色々な条件下と走りましたが、

幸いにも? 自動ブレーキは一度も作動していません。

エアコン横スイッチで変更できる感知距離は中間にしているのですが

ゆっくり左折しようとしている車両を追い越そうとした時に

何度か「ブレーキ!!」という表示とかん高い警告音が鳴った程度。

 

そういえば、大雨の中を走行していた際に

「前方カメラ一時使用不可。ガラスの汚れや曇りをとってください」

「プリクラッシュセーフティ使用不可。レーダー汚れを取ってください」

といった言葉が

メーターディスプレイに表示されたことが数回ありました。

(小降りになるとシステム自動復帰)

 

今まで効果は体感できていませんが、

なにかあった際のお守り的な安心感はありますね。

 

マネキンを使っての動作テストをCRSさんがおこなっていますから

ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

安全運転に最適!? レーンディパーチャーアラート

 

セーフティセンスPの機能で一番働いているなと感じるのが

レーンディパーチャーアラート。

 

この機能は道路に引かれた白線や黄線を認識して

ウインカー操作なしに線を踏めば警告音が鳴るものです。

 

ステアリングのLDAスイッチで簡単にオン、オフできるため

当初は警告音がうるさくてオフにしたりしていたのですけど

最近では警告音に慣れたこともありオンがデフォルト。

 

少し線を踏んだだけでも怒られるので

タイトなコーナーが続くワインディングでは

警告音は鳴りまくり。

無視していると

「疲れているので休憩しましょう」的なメッセージが

メーターディスプレイに表示されます。

 

別の機会に対策方法へ触れますが

横風で気付かぬうちに車体が振られていくこともあるので

この機能が安全運転にも少しは役立ってくれるはずです。

 

 

 

 

作動精度は文句なしの自動ハイビーム

 

対向車だけでなく、先行車までも感知して

ハイビームからロービームへと切り替えてくれる

オートマチックハイビーム。

 

スイッチオンでライトをハイビームにすれぱ

勝手に作動開始してくれます。

 

感知しての反応は非常に素早く、

作動精度も高め。

使い勝手としては悪くないのですが、

街路灯にまで反応しますから

ここはハイビームにしたいと思った時に

ロービームのままというケースも多々あり。

 

街路灯が少なめの田舎道などでは便利なのですが

手動切り替えに慣れている自分は

結局システムはオンにしたまま

ハイ、ローを頻繁に切り替えて使っています。

 

 

IV型から採用されたTRC&VSCなどはどうなのか?

 

ヒルスタートアシストやトラクションコントロール、

緊急ブレーキシグナルなど色々備えたⅣ型以降の電子制御。

ワゴンは標準装備なんですが、

バンはレスオプション可能で3万1000円安くなります。

 

タイヤがロックするような状況もないですし

リヤが流れるような攻めた走りもしていないので、

効果面としては正直?な状態。

 

急な坂道での渋滞でペダル踏み替え時もブレーキ作動している

ヒルアシストコントロールは

なくても困らないけど少し便利かなといった感じ。

 

それよりも、トラクションコントロールは

アナログ派だと感覚にずれが生じて少し厄介。

濡れた路面なんかで片方の駆動輪がスリップすれば

スロットル制御が介入して

駆動輪がグリップするまでアクセルに反応してくれません。

 

ぬかるみや雪道走行時を考え

スイッチ操作でシステムオフはできるのですが

車速が上がると自動復帰しますし

基本的にはオンで使います。

 

余談ですが

ゆっくり走ればスタック確実な路面を駆け抜けようとして

スロットル制御介入→見事スタック

を納車半月後の海遊びで味わいました。

 

この路面はやばそうかな?

でもアクセルワークでいけそう

と感じて挑む際には

忘れずトラクションコントロールをオフにしておきましょう。

 

 

前回までのあらすじはこちら↓

第1章   第2章   第3章

 

 

Kカーからトラックまでチューニング、ドレスアップ問わずにカスタムされた乗り物大好きなフリーライター。カスタムは楽しければOK、1+1=2ではなく0にも4にもなるのがクルマいじりの魅力だと考えています。今回マイカーとして購入した200系では、いちオーナーとして気になるアイテムがどうなのかや不満&疑問解決なんかに取り組んでみます。「こんな不満を解消するにはどうしたらいいの?」とか「このアイテムが気になるからわかりやすく知りたい」といったリクエスト、絶賛受付中!

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