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アライメント初めます!

   自社でオリジナルアライメント調整 始めます!

CRSでは今後ローダウン車のアライメントの調整は必要不可欠だと考え。

ハイエースのアライメント調整に力を入れて行きたいと考えています。

皆さんもご存じの通りローダウンするとフロントタイヤの内べりが生じます

内べり対策以外にも、曲がりやすさ、直進性、コントロール性など
走りやすいセッテイングとしてのアライメント調整にも
チャレンジして行きたいと考えています。

今現在、色々な条件でのデーター収集をして勉強中ですので
セッティングとしてのアライメント調整が
提案出来るように頑張っています。

言えるのは、ローダウン車はノーマル車の基準値に
合わせるだけじゃ何の意味もありませんので、、



当店には、高価なアライメント測定機は有りませんが、
精度には定評のあるレース用の簡易測定機を導入し、
短時間で正確に測定、調整が出来るようになりました。

簡易と言いましても、測定、調整は、高価なデジタルテスターと
なんの遜色もありませんのでご安心ください。



レース用のトーインゲージです

通常の測定機では車高の低い車はフロントリップを
取り外さなければ測定できませんが
このゲージはレース用なので、フォーミュラーカーなど
地上高2センチの隙間さえあれば赤外線
正確にトーインが測定可能の優れ物です

ハイエースなら5インチダウン位まで、そのままで計測できます!



こちらはキャンバーゲージ!
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データー収集中!



アライメントは3月から受付、施工スタートいたします

ローダウン作業、ネオチューンと同時施工の場合は
割引価格を予定していますので、詳しくは近日発表いたします。






                                                アライメントの話
                                            ↓    ↓    ↓


ハイエースに限らず、ノーマルから車高を変更(ローダウン、リフトアップ)やタイヤの変更などをするとアライメントが必ず狂います。

ではホイールアライメントとは、どのような物なのでしょうか?

ホイールアライメントとは、ステアリング操作を滑らかにする、直進時や旋回時の走行を安定させる、タイヤの偏磨耗を軽減する、といった目的で、良好な状態となるよう設定、調整する事の総称です。

車としての機能である走る・曲がる・止まるは、このホイールアライメントが大きく関係しています。具体的には、ホイール(タイヤ)が車に取り付けられているときに、わずかずつではあるがいろいろな方向で角度が付けられています。この微妙な角度が、一つでも狂うとバランスが悪くなり、様々な走行上のトラブルの原因となります。 

ハイエースの場合ローダウン車のほとんどが前輪タイヤの内べりが発生しています、それはローダウンする事によって、フロントタイヤにキャンバー角が付くことによりはタイヤがハの字になるからです。
このような場合アライメント調整すると、タイヤの内べりを大幅に改善する事ができます。

アライメントはローダウン以外に、縁石にタイヤを擦ったり、溝に落としたりしても狂ったりします。

ハイエースの場合ホイールアライメントの調整箇所は、トー角(前輪)、キャンバー角(前輪)、キャスター角(前輪)、と調整箇所は前輪のみになります。後輪はリジットアクスルのためほぼ調整はできません。





それでは、各役割を説明します、

まずトー角です


車両を上から見たときに、進行方向に対しタイヤ前端を内側または外側に向ける角度をトー角と言います。直進安定性をなどに関わっています。進行方向に対し前端を内側に向ける角度を「トーイン 」外側に向ける角度を「トーアウト」と言います、人間なら内股、がに股のようなものです。

トーを(内股)にすると、タイヤの抵抗によるトーアウトの防止、逆にトーアウトにすると、ハンドル操作に対してあいまいな反応(わだちに取られやすい等)また、ネガティブキャンバー(ハの字にする事)の弊害として内側偏磨耗が起きやすい場合、トーインをつけることで内側偏磨耗を緩和することが出来ます。
普通はトーインは0(真っ直ぐ)にする事が多いです(ローダウンの場合トーアウトになる場合が多いです) 

過剰なトーインのつけすぎは、ハンドル操作に機敏な反応を示す反面、過剰であればドライバーの疲労を引き起こします(ハンドル操作が過敏になる)、一般にはトーゼロ~ややトーインが主流です。トーはキャンバー角やキャスター角以上に、影響が大きいと言われています。

次にキャンバー角です

車両を正面から見たとき、タイヤ上部が外側または内側に傾く角度をキャンバー角と言います。外側に傾く(逆ハの字)のをポジティブキャンバー(+キャンバー)と言い、内側に傾く(ハの字)のをネガティブキャンバー(-キャンバー)と言います。現代ではタイヤの接地面を常に活かし切ることを狙ってキャンバーをほとんど付けないのが主流ですが、旋回時には遠心力で車体がロールするのに伴いタイヤの外側から磨耗して行く傾向が出る為、わざとネガティブキャンバーにする場合もあります、旋回性能を高める目的ではネガティブ(マイナス)キャンバーに設定することが多いですが、ネガティブ(マイナス)キャンバーを付けると直進時はタイヤの内側が強く路面に接地するため、タイヤの内側から磨耗していきます。

ハイエースの場合やはりローダウンすると、ネガティブ(マイナス)キャンバーになりますので、できるだけ0になるように、調整します。

最後ににキャスター角です


車両を側面(横側)から見たときの前輪のキングピン軸の傾きをキャスター角と言います。通常、横側から前輪を見ると、キングピン軸は上部がやや後方へ傾いて設定されています。
(バイクで言うとフロントフォークの傾きです)

役割は直進性の保持。キャスターは、特に直進性を保つために設定されているが、その反面、キャスターが過小・過大・左右不等になると車輪の復元力が小さくなり、ステアリングの戻りが悪くなったり、旋回時のステアリング・ホイールを保持するのに大きな力が必要になったり、ステアリング流れが発生するなどの現象が発生する原因になったりします。

ハイエースの場合、調整幅があまりない為、左右の誤差を修正する程度で大丈夫だと思います。


この様にアライメントが重要なのが解ってもらえましたか、

アライメントの調整次第で、曲がりやすくなったり、タイヤのうちべり防止したり、直進性、乗り心地にも影響する大事な部分です。

ローダウンした際には、キッチリとアライメント調整する事をお勧めします。



             
                




                                                            ina

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